公益社団法人 日本スカッシュ協会

ニュース

2018.07.01

ナショナルチーム

2018 Penang Jr. レポート-6 

大会5日目
試合結果
協会チーム
BU19 21-24位決定戦
曽根直樹 beat Andrew Sung Jung(アメリカ) 3-1

 

BU19 17-20位決定戦

松本航太 beat Sanjeev Jeyabalan(マレーシア) 3-2

 


BU19 21-22位決定戦
曽根直樹 beat Oan Abbas(パキスタン) 3-0

 

BU19 17-18位決定戦

松本航太 beat Saad Abdullah(パキスタン) 3-1


BU17 13-16位決定戦
安成翔太 lost to Havineshwaran Mugunthan(マレーシア) 2-3

 

GU17 13-16位決定戦
渡邉安佑未 beat Anis Sofea Mohd Arif(マレーシア) 3-0

GU17 21-24位決定戦
佐藤舞雪 lost to Shin Yu-Jin(韓国) 2-3
高橋楽歩 lost to Chloe Cheng Shiao Shuen(マレーシア) 0-3

 

GU17 23-24位決定戦

高橋楽歩 beat 佐藤舞雪 3-0

BU15 25-28位決定戦
池田悠真 beat Shauqi Halim(マレーシア) 3-0

 

BU15 25-26位決定戦

池田悠真 lost to Syed Hasnain(パキスタン) 2-3

GU13 5-8位決定戦

緑川あかり beat Choo Yi Jie(マレーシア) 3-1

個人参加

BU11 25-32位決定戦
池田到真 0-3

 

曽根選手の1試合目は、昨日松本選手が勝った選手とでした。相手は、切れのあるドライブとバックハンドのドロップが武器の選手です。曽根選手は、序盤展開に迷いが出てしまい流れをつかめず最初のゲームを落としてしまいました。しかし、ここから踏ん張り良く打ち良く拾い、相手のミスが少しずつ増えていきました。最後まで拮抗したラリーが続きましたが、攻撃的な展開で得点重ねで勝利することができました。


曽根選手の2試合目は、ジュニアとして大会に挑む最後の試合となりました。悔いのない思い切った試合をしたいと言いコートに入りました。序盤から相手の速いドライブにストレートとワイドなクロスを混ぜて我慢のプレーに徹した曽根選手が優勢になり、1ゲーム目を先取しました。そのまま2ゲーム目も相手が痺れを切らし強引な攻めをしてきても無理をせず我慢強いラリーをし、最後まで集中を切らす事なく3ゲーム目も後半まで我慢し続けた結果3-0で有終の美を飾る事ができました。


 

松本選手の1試合目は、昨日曽根選手が負けた相手となりました。フロントコートを得意とする少しトリッキーなスタイルの選手です。松本選手が疲労のためか、動きに精彩を欠いたことで相手のフロントへのアタックに対応が遅れ受け身のラリーが続きました。一進一退の展開で、ファイナルゲームまでもつれた試合は、最後は松本選手が走り勝つ形で相手にプレッシャーをかけミスを誘い競り勝つことができました。

2試合は、スピードとショットのある選手でかなりのハードワークとなりましたが、良く拾い粘り勝ちを手にしました。最初のゲームは、スピードに対応しきれずに取られましたが、2ゲーム目以降はゲームの序盤に粘り後半相手のペースが落ちミスを出るまで待つかたちで3ゲーム連取することができました。

 

安成選手は、こちらに来てから本来のプレーを見失ったまま、この試合でも同じような形で敗れてしまいました。スピードにはついていけるのですが、ショットがルーズであるため良いポジションからラリーをさせてもらえませんでさた。無理な攻撃も目立ち、それがミスに繋がるという悪循環を最後まで修正できずに終わりました。昨日も今日も勝つチャンスがあった相手だけに、悔しいと思いますが、自分のプレーを振り返り、明日は何か掴んで終わって欲しいと思います。

 

渡邉選手は、得意のドライブが冴えて相手を圧倒しました。タッチ系のショットが得意な相手で、所々それに苦労させられる場面もありましたが、自分のリズムとショットでゲームの流れを相手に渡すことはなく勝利を手にしました。

 

佐藤選手は、1・2ゲーム目は相手のショットとピックアップに押されて連取されてしまいましたが、3ゲーム目になると佐藤選手のショットが良いコースに入りだし、相手のミスが増えだし完全に流れが変わりました。4ゲーム目も同様な流れでファイナルゲームまで持ち込むことに成功しました。しかし、ここで相手選手がプレースタイルを一変させて、リスクの少ない展開でラリーを組み立ててきました。それに佐藤選手は対応できずに、惜しくも敗戦となりました。

 

高橋選手は、昨日の反省を活かしてボールを両コーナーへ回したいところでしたが、相手が格上の選手で上手く交わされ、走り回されストレートで負けてしまいました。自分からのミスは殆ど無かったものの、バックコートからのロングドライブが浮き、内側に入ってしまう事が多いので、今後の大きな課題が見つかった試合となりました。

 

佐藤選手と高橋選手の2試合目は、2人での試合となってしまいました。高橋選手が足を使いテンポの良い展開で得点を重ねていきました。佐藤選手もコースの良いドライブでチャンスを作るも、そこからのアタックでミスをしてしまいました。今回唯一の日本人対決は、高橋選手が終始落ち着いたプレーでストレートで佐藤選手を振り切った結果となりました。

 

池田選手の1試合目は、ショットの良い選手でしたが、更に池田選手のショットが冴えており、2ゲーム目こそ競りましたが、その他は相手をコントロールしての勝利となりました。

2試合目は、スローペースの展開で非常にやりにくいタイプの選手でした。緩急と高さをうまく使いラリーをコントロールしてくる選手で、池田選手にとってはとてもやりにくいスタイルだったと思います。その中でも良く拾いチャンスにはアタックを繰り返すことでファイナルゲームまで持ち込むことができました。最後のゲームは、ペースを少し上げてこられたことで対応しきれずに敗れはしましたが、良く最後まで諦めずにプレーしていたと思います。

 

緑川選手は、昨日の試合経験を生かしての素晴らしい勝利となりました。スピードとショットでは相手を上回ってはいましたが、良くピックアップをする選手でフロントからのショットはプレッシャーを感じるもので、1ゲーム目こそ落としましたが、2ゲーム目は、伸びのあるドライブと思い切りの良いアタックで相手を圧倒する完璧とも言える展開で取り返しました。その後も手に汗握る展開となりましたが、最後まで相手を走らせポイントを重ねていき、一瞬昨日の逆転負けがよぎる雰囲気がありましたが、そこから持ち直して勝利しました。明日は、5位をかけての試合となります。

 

 

最終順位(既に試合が終わった選手)

協会チーム選手

BU19

松本航太 17位

曽根直樹 21位

BU15

池田悠真 26位

GU17

高橋楽歩 23位

佐藤舞雪 24位

個人参加選手
BU15
伊藤幹太 57-64位

BU13
篠宮尊 33-40位

GU11 

緑川ひまり 57-64位

 

マネージャー佐野

 


試合結果は以下のURLから詳細を確認できます。


 

 


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