公益社団法人 日本スカッシュ協会

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2024.06.17

ナショナルチーム

第22回アジア選手権団体戦_大会レポート⑤ 

2大会ぶりに男女同時の準決勝を戦った大会4日目が終わりました。
男女チーム共に、マレーシアとの対戦でした。
厳しい戦いでしたが、選手達は最後までしっかり戦ってくれました。
 
大会の詳細情報は下記のアジア連盟のサイトから見ることができます。
http://www.asiansquash.org/major_champions_atc_draw&result.php
 
大会4日目
※本日の試合順は3-1-2
 
【女子チーム】
Japan🇯🇵 lost Malaysia🇲🇾 1-2
*緑川、渡邉、杉本
 
【男子チーム】
準々決勝
Japan🇯🇵 lost to Malaysia🇲🇾 0-2
*林、机
 
 
〈試合レポート〉
本日の試合のレポートになります。
 
女子チーム
準決勝を第1シードのマレーシアと戦いました。
最初は杉本選手からスタートでした。力みからかボールが後ろまで伸びずにポジションを取ることができませんでした。その状態でフロントコートへのアタックをされたことで、なかなかラリーを作ることができずに苦しい展開となりました。1・2ゲームは、その流れを変えられずに0-2とリードを許すかたちとなりあとがなくなりました。それでも、3ゲーム目はラリーを少しずつ作れるようになり、良いかたちでのポイントも取れてきましたが、最終的には0-3で敗れました。
続く渡邉選手は、世界ランキング10位のSivasangari Subramaniam選手との対戦でした。昨年のアジア選手権とアジア競技大会では敗れており、リベンジを果たしたい相手でした。1ゲーム目は、序盤相手のコートを広く使った展開に手こずりましたが、早いタッチとドライブで押し切りゲームを奪取しました。2ゲーム目は、相手のフロントへのアタックと緩急をつけたプレーに動かされるパターンが多くなり1-1のイーブンとされました。3ゲーム目は、リードを許す展開となり苦しい状況となりましたが、後半に流れを掴み一気に逆転に成功しました。2-1リードで迎えた4ゲーム目も同様にリードを許す展開となりましたが、ここも後半に積極的なプレーで流れを引き寄せて逆転で勝利を掴み取りました。
マッチカウント1-1で迎えた3試合目は、緑川選手の登場でした。ゲームの入りから、自分のプレーをしようとして入っていきますが、相手選手のドライブと絶妙なロブ、そしてフロントへのアタックに翻弄されてやりたいプレーをさせてもらえずに苦しい展開となりました。どうにかボールを拾い繋げはしますが、コート中央を支配されるラリーが多くなり、なかなかポイントが取れませんでした。1・2ゲーム目は、その流れのまま取られてしまいました。3ゲーム目に、ようやくポイントを取り出しましたが、最後はレベル差を見せつけられ、0-3で敗戦となりました。
試合結果は1-2で敗れてしまい、準決勝敗退となりましたが、アジア競技大会で逃したメダルを取り返すという目標はクリアできた大会となりました。それと同時に上位2ヶ国との差を再認識させられた大会でありました。
 
男子チーム
こちらも準決勝で、第1シードのマレーシアとの対戦でした。
最初の試合は、林選手でした。相手の早い展開にラリーをしていくのがやっとというかたちになり、普段は見ないようなミスも多くありました。なかなかポジションを取れない中で、どうにかポイントを取ろうと仕掛けますが、それも相手にかわされ自由にラリーをさせてもらえないまま0-2となりました。3ゲーム目は、相手のミスもありポイントは入ってきましたが、結果的には0-3での敗戦となりました。
続く机選手は、世界ランキング13位のEain Yow Ng選手との対戦でした。ジュニア時代からのライバルですが、先のPSAではストレートで敗戦しています。アジアトップクラスのプレーは、ハイスピードで素晴らしいラリーの連続でした。机選手も果敢に仕掛けていきますが、相手選手のディフェンスをなかなか崩せませんでした。また、精度の高いショットで崩される場面も多く、想定はしていましたが自分のかたちは作らせてもらえません。いつもであれば、ロブや緩急のあるショットを使い展開を作りますが、今回はそのプレーが見られず、ミスの少ない机選手にしてかなり多いミスがありました。ハイプレッシャーの中で良く耐えて勝負をしましたが、結果的にはストレートでの敗戦となりました。
男子チームも準決勝敗退となりましたが、予選リーグを1位突破して、ライバル韓国に勝利しての3位は価値のある結果であると思います。
 
3位決定戦はないため、日本チームの大会は終了となりました。
 
 
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チームマネージャー 佐野

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