公益社団法人 日本スカッシュ協会

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2024.12.16

ナショナルチーム

WSF世界選手権団体戦 大会レポート⑨ 

<男女世界選手権大会団体戦(香港):大会レポート⑧>
Day8
 
大会最終日を迎え男女の決勝戦が行われ、TEAM JAPANは男子が17位をかけてナイジェリアとの対戦になりました。
 
【男子】
日本vsナイジェリア
2-1
 
安成翔太 beat Samuel Kehinde
11-7,12-10,11-8
遠藤共峻 lost Onaopemipo Adegoke
11-13,10-12,6-11
林尚輝 beat Gabriel Olufunmilayo
12-10,14-12,11-8
 
 
最終戦の試合順は安成⇒遠藤⇒林となり、この試合に勝てば1勝1敗同士でナイジェリア、ぺルーの3チームが並び得失ゲーム等で順位が決まる為、まだ17位の可能性が残された大事な一戦となりました。
オープニングマッチとなった安成は1ゲーム目を安定したプレーで取ると、荒れてもつれたタイブレークの2ゲーム目をきっちり抑えます。
最後のゲームは少しずつショットのクオリティが下がり攻めのパターンも単調になってしまった事で徐々に追いつかれ始めますが、何とか逃げ切りチームに貴重な1勝をもたらす働きをしてくれます。
続く遠藤はここまで全試合出場の疲れがどうしても目立ち、動きに制裁を欠きます。
それでも手数の多いオフェンスで相手にプレッシャーをかけていくのですが、テンポの速い相手のペースに徐々に遅れ始めてしまいストレートでの敗戦となりました。
最終戦のディサイディングマッチは林に託されます。
今大会、林も全試合出場で重要な場面ではしっかりと勝ち星を挙げてくれていたのでこの試合も期待を込めて送り出しました。
序盤からスピードのある相手に対してボレーのカウンターとフロントコートのトリックショットで対抗し接戦のタイブレークを制すると、続く2ゲーム目は徐々にスピードで押され始めたところをロブで躱し、ターニングポイントであったこのゲームも14-12で競り勝ちます。
チームの応援の熱も最高潮に達する中、最後は懸命にリードを守り3-0のストレートでチームを勝利に導いてくれました。
これにより、男子過去最高順位を更新し大会を終えることとなりました。
 
今大会は男女の世界選手権が初めて共同開催となり、大会規模も過去最大と大変盛り上がりをみせた大会でした。
男子、女子共にディングチャンピオンのエジプトが優勝し大会が幕を閉じました。
そんな中で、TEAM JAPANは男女とも過去最高順位を更新することができ、ひとまずホッとしています。
しかし、目標にしていたTOP8入りは今回も達成することができなかったのが個人的には悔しさが残る部分です。
男子にしても、女子にしても、もう一つ上のステージへ行くチャンスはあったと思いますし、そこを持ってこれなかったのは本当に残念でなりません。
ですが、男子はコンディション不良でエースの机を初戦以降欠く中、この順位で終えれたことはチーム全体のレベルが上がったと確信出来ましたし、女子に関しては絶対的エースの渡邉がさらにレベルアップして「チームに必ず1勝をもたらしてくれるだろう」という安心感を与えてくれることで後ろの3人が伸び伸び戦える状況を生み出してくれていたのは本当に大きかったなと思いました。
今回の結果を土台とし、さらに各選手がレベルアップすることでより大きなピラミッドを形成し次なるステージへ上がれると確信し大会を終えれたのは本当に良かったです。
次大会は必ずTOP8入りを果たしてくれることでしょう。
最後になりましたが、TEAM JAPANを日々応援して頂いている全ての方に心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。
 
チームマネジャー
松本淳
 
※男子チームは最優秀フェアプレーチームとして表彰されました。
【最終順位】
・男子
1位 エジプト
2位 イギリス
 
17位 日本
 
・女子
1位 エジプト
2位 アメリカ
 
9位 日本

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