公益社団法人 日本スカッシュ協会

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2019.02.12

JSA-NOW

2024年スカッシュはオリンピックレベルに達している 

WSF会長のJacques FontaineがFrancs Jeuxのインタビューに答えました。
 
2024年パリ五輪追加競技の入札がいよいよ本番に入りました。フランス組織委員会は3月にIOCに推薦する新競技のショートリストを提出する事になっており、その後、検討、議論され、最終決定が下されるのは東京オリンピックの後、2020年末となる。
 
スカッシュはこれまで何度も入札に敗れてはいるものの、毎回に最も強い競技候補として存在してきました。これまでの失敗から教訓を学び、細部において競技を育て磨きをかけてきました。そして今日は世界スカッシュ連盟(WSF)の会長であるJacques Fontaineが、Francs Jeuxへのオリンピック入札について語ってくれました。
 
Francs Jeux:Squashは、パリで開催される2024年のオリンピックの追加スポーツとして随分前から名乗りを挙げていました。あと数週間で、最初のショートリストが発表になります。今のスカッシュの状況を教えて下さい。
 
Jacques Fontaine:私たちは2017年に世界スカッシュ連盟(WSF)とプロスカッシュ協会(PSA)がパートナー契約を結び入札を開始しました。その目標は、スカッシュコミュニティを同じオリンピックへの志で統一し、オリンピックの舞台を世界最高の選手たちに用意することです。IOCとフランス組織委員会は私達を先駆者として見ているでしょう。
そして今年1月に、WSFとPSAはフランスのNo.1選手 Camille SermeとヨーロッパのジュニアチャンピオンVictor Crouinを共だって、パリ2024チームに向けてプレゼンテーションを行いました。二人ともオリンピック金メダルの獲得を約束しましたよ。
 
FJ:スカッシュは、2018年10月にブエノスアイレスで開催されたユースオリンピック大会でのデモンストレーションスポーツとして初めてオリンピックコミュニティに参加しました。これはどのように認識されましたか?
 
JF:ユースオリンピックでのスカッシュの成功は私たちの期待をはるかに上回りました25,000人以上の人々がスカッシュ会場にやって来ました。観客の中には、IOCメンバーが何人もいて、我々が設立したガラスコートでわざわざプレイしに来たほどです。インタラクティブウォールといって、モーションセンサーと映像を融合させた画期的コートを用意して、遊びだけでなく、プレイヤーのトレーニングにも使用したり、人々がビデオゲームで楽しむ感覚を取り入れながら、競技を紹介できたのです。それはIOCが掲げるオリンピックの必須要素の1つをクリアしました。:スペシャルな経験、目新しさ、そして誰にでも楽しめるということ。
 
FJ:スカッシュにとって今回の入札は初めてではありません。現在と以前のものと違う点を教えてください。
 
JF:私たちは過去の失敗から学び、人々の声に耳を傾けてきました。このオリンピック入札はある意味、とても新しいものです。初めて、すべてのスカッシュコミュニティが団結して、オリンピック入りを目指して心を一つにしています。
さらに、インタラクティブウォールのようなイノベーションは、より現代的なアプローチを入札にもたらしています。
 
FJ:スカッシュ競技は、パリの2024年オリンピックでどう現れるのですか?
 
JF:必要なのは、男女32人ずつ計64人のプレイヤーと一つのガラスコート。それで練習と試合を行います。それは壮観でダイナミックな雰囲気の中で、世界中の最高のプレイヤーを集めるでしょう。当然フランスのトッププレーヤーも含まれるでしょう。
 
FJ:まず、入札申請において、Paris 2024組織委員会は、予算が確保されていること、社会への影響を制限しながら、長きにわたって楽しめるスポーツを取り入れることを主張しています。この3つの要件はスカッシュにも当てはまりますか?
 
JF:もちろんです。費用に関しては、非常に明確です。70m²の平面の土地に、ガラスコートを1面設置。 設置時間は25時間、解体には15時間しか必要としない。フランスのスカッシュ連盟はグラスコートをいくつも所有していて、パリ2024年のオリンピックのために、喜んで貸してくれるでしょう。 5000席のスタンドを含めると、スカッシュ会場全体が5-6000m²の広さに収まります。トロカデロやパリの市庁舎前の広場など、パリにはこのレイアウトが可能な象徴的な会場がたくさんあります。この規格は、コスト面と持続性問題を解決するものです。
 
レガシーとして、2024年のパリオリンピックがこのスポーツの発展を支援している、グランドパリのすべての町や郡といった自治体に働きかけています。スカッシュのような都会的なスポーツがパリ2024年に採用されることによって、ビフォーアフターを皆さんに示すことができるでしょう。
 
記事原文URLhttp://www.worldsquash.org/ws/news/35103?fbclid=IwAR01cGL2dIav7mEy60-W6P25TaSxQ1bFiKf_Shbpfgz-pCRMVP0TXFcxpHU

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