公益社団法人 日本スカッシュ協会

ニュース

2025.07.16

ナショナルチーム

アジアジュニア選手権個人戦*選手レポート掲載 

先日行われたアジアジュニア選手権個人戦では、皆さまの熱い応援をいただき、ありがとうございました。
出場選手のコメントを掲載いたします為、ご覧ください。
 

Makino Ren選手<BU19 3位>
今回、自分はアジアジュニア選手権のBU19カテゴリーに出場し、3位という結果で大会を終えました。大会を通じて、自分らしいプレーができたことは大きな収穫でした。特に、練習で意識していたクロスへのボレーカット、ストレートのキル、前からのロブを効果的に使う場面など、自分の狙い通りのプレーが随所に出せたと思います。
中でも一番良かった試合は、準々決勝で対戦したインドの選手との試合です。ミスを最小限に抑え、Tゾーンをしっかり支配しながら、自信を持ってプレーすることができました。
しかし、準決勝では自分の思うようなプレーができず、気づいたときにはすでに試合が終わってしまっていました。この経験から、試合中にうまくいかないときにどう気持ちを切り替え、どう戦い方を修正するかが今後の大きな課題だと感じました。調子が出ない時でも戦えるように、一度リセットして気持ちを切り替えられるメンタルを鍛えていきたいと思います。ホテルに関しては、とても快適で過ごしやすかったです。ただ、朝ごはんの餃子だけは少し残念でした(笑)。ホテルから会場まではバスで約1時間と少し距離がありましたが、その時間を試合前のパワーナップや試合後のリカバリーに充てることができたのは良かったです。とはいえ、自分の夏はまだ終わっていません。これから世界ジュニア個人戦、そして団体戦が控えています。今回のアジアジュニアで見つかった課題にしっかり向き合い、ベストなパフォーマンスが出せるように準備を重ねていきたいと思います。

高橋秀侑選手<BU17 3位>
今大会では、最終的に3位という結果に終わってしまいました。この大会は優勝を強く志しており、そのために練習にストイックに励んできたのでこの結果で終わってしまったことは非常に悔しく思いました。全体の試合の内容としては、準決勝までは調子が悪い部分があっても修正しながらプレーをし、全ての試合を3-0で勝ち進むことができていましたが、準決勝では、相手の丁寧なスカッシュに対して、自分はだんだんと雑になってしまい、最終的には自滅してしまう形となりました。特に、先に動いてボレーに入ろうとしたり、意味もなく後ろから狙ったりと、終盤に差しかかるタイミングで毎回点数を欲しがってしまい、結果的に点数を失ってしまっていました。この試合を通じて僕は状況に応じて的確なプレーをすることがまだできていないと痛感しました。前半はこういうプレーをしたから後半にこれが活きるという考え方や、このショットや攻め方が有効だからこれを続けようと考える能力が他のプレーヤーに比べて劣っていると感じました。また、ショットのクオリティを落とさずに打ち続けられる能力も必須となってくるので、それらの部分をより重点的に練習していこうと感じました。次の国際大会はワールドジュニアとなるので、そこではより相手にどのような攻め方が有効か、どのショットを打つべきかを考えてプレーしたり、ストレートの長さとコースやクロスの角度などショット一つ一つの精度によりこだわってプレーできるようにしたいです。

池田到真選手 <BU17 ベスト16>
ジュニア強化指定選手の池田到真です。
今回のアジアジュニア個人戦は、ベスト16という結果でした。
自分が目指していた結果には届かず、とても悔しい大会になりました。
今回の大会では、緩急のついたボールやツーバウンドキルを打つことを意識しました。会場のコグラスコートはボールが非常によく跳ね、ドロップショットなど前方へのショットで決めるのが困難だったため、相手のペースを崩す緩急のあるボールや、リスクの少ないツーバウンドキルがとても有効でした。
この大会で見つけた自分の課題は、決め球の少なさやミスの多さなどです。特に三回戦の試合では、グラスコートということもあり、ボールが通常よりも高く跳ね、チャンスボールを作れても相手に拾われて得点に繋がらないラリーが多くありました。
今回の反省を次に活かし、さらに成長できるよう努力していきます。

森寛人選手 <BU13 5位>
今回、僕は32nd Asian Junior Individual Squash Championshipsの大会に出場してきました!初めての日本代表で、最初は緊張やプレッシャーがありましたが、皆の応援や支えのおかげで緊張なくプレーすることができました!一回戦目から順調にプレーをしていき、ベスト8決めでは初めてのグラスコートでの試合で、ボールの跳ね具合など心配なこともありましたが、3-1でベスト8に進出しました!最初、1ゲームを取られましたが自分の粘り強さを発揮し、逆転勝利しました。ベスト4決めでは0-3という残念な結果になりましたが、内容的には自分のスカッシュがちゃんとできていなかったのと、体力負けをしてしまっていた課題点が見つかりました。
最終順位は5位という悔しい結果になってしまいましたが、自分はまだまだいけたなという気持ちがありました。この課題点を活かして今後の大会で自分の全てを発揮してプレーしたいと思います!今後も応援よろしくお願いします!
 

中島晶選手 <GU19 9位>
私は、今回初めてアジアジュニアに出場しました。1試合目は多少緊張し、動きが硬くなってしまっているところもありましたが、自分の得意なドライブで攻め、しっかり勝つことができました。2試合目は緊張をせず挑むことができました。ですが、1、2ゲーム目は仕掛けが早くなってしまいラリーも短くなってしまいました。3ゲーム目はラリーをしっかりした上で攻めたり、ショートストレートを使ったりと自分のやるべきことを整理したことで試合の内容としては良くなりました。ですが、1ゲーム目から同じ内容を出来ていたらと悔しい気持ちもあります。最近は、一つの試合での調子の波が大きいと感じるので、自分が崩れている時どう取り戻せるかを考えていきたいです。今の自分のいるレベルから一つ、二つと上げていくには、戦術のパターンを増やしたり、フットワークの見直しが必要だと感じました。今大会は悔しい結果で終わってしまったため、今回実際に試合をしてでた反省や、格上の選手の試合を見て学んだことを活かして練習していきたいです。約1週間後には世界ジュニアがあり、その後香港ジュニア、ジャパンジュニアと試合が続くため良い成績を残せるように頑張ります。

西尾舞洋選手 <GU19 5位>
私は今回初めてアジアジュニア選手権に参加し、結果はベスト8でした。目標にしていたベスト4には一歩届かず悔しい気持ちが大きいですが、自分の中で課題となる点がはっきりしていたので今後に繋がる機会にもなったなと思います。ベスト8決めまでの2回戦は、序盤は緊張もありコースが荒れてしまうことが多かったですが、得意のバックコートでラリーを作るように意識することでリラックスして勝つことができました。試合中に自分の課題に気がついて修正できたことは今までになかったので、しっかり試合中に考えてプレーできるようになってきていると実感しました。ベスト4をかけた試合は、相手は過去2回対戦し、両方ストレートで負けていた相手なので、今回初めてゲームをとれたという点では良かったです。しかし、全体的にボールと近くなってしまいスペースが取れなかったり、ラケットアップができていなくて振り遅れたりなどいつも練習で意識していることが試合になるとできず、思うようにいきませんでした。それは、もとの振り方が癖づいてしまっているからだと感じたので、これからの練習でも常に意識して、ラケットアップすることや、後ろのボールを打つ時にスペースをとることを試合でもできるように練習に励んでいきたいです。また、私はとにかく走って粘るプレースタイルですが、今回は4ゲーム目に暑さや疲れからばててしまい、全く走れなかったことがとても悔しかったです。これからはどのような状況でもベストパフォーマンスが出せるように、コンディションを整えることも意識して試合に臨みます。アジアの同じ年代には自分より格上の選手がたくさんいて、私はいつもあと少しの所で勝つことができないので、少しでも速く追い越せるように常にライバル達を意識しながらトレーニングを頑張ります。応援ありがとうございました。

緑川ひまり選手 <GU17 11-12位>
強化指定選手の緑川ひまりです。今回Asian junior open に参加させて頂きました。今回はU17になり初めての大きな大会で緊張感や不安も多くありました。プレーの面では前回大会のBritish junior openよりもピックアップが成長できたと感じました。
ですが、まだミスも多くラリー中に我慢できていない所が多くあり、もったいなく感じるところがあったので普段の練習からミスをせず、無駄にショットを狙わないことを意識して練習していきたいです。また、U17に上がってU15よりもラリーのスピードも格段にはやく、ショットの精度も求められるということをプレーを通して改めて気づいたのでエリートクラスでの練習にプラスして自主練習でショット練なども取り入れていきたいなと思いました。生活面でも、自分がもう年上という自覚を持って年下の子を引っ張ると共に、いままで見てきた先輩達の行動を参考に周りをみて行動できるようにしていきたいです。8月上旬から香港Jrオープンがあるので、TOP4に入れるように、残り少ない期間で今回の経験を活かし、たくさん練習していきたいです。

シニア英美里選手 <GU15 17位>
今回のアジアジュニアは17位で終わりました。今大会はあまりいいシードをもらえなくて1回戦から全大会のチャンピオン(U13)と当たることになり、1回戦を勝てるかとても不安でした。会場のグラスコートがとても暑く、自分の1番苦手な環境であったこともあり、試合では自分が望んでいた本来の自分の全力を出しきれず、初戦は3-0で負けてしまいました。自分の全力を出せないまま負けてしまったのがより悔しかったです。そこから1回戦負けのプレートに周り、そこでの初戦は何回か対戦したことのあるマカオの選手で、初戦と同じグラスコートで初戦と同じで全力を出せるか心配でしたが、前の日の試合の反省を活かして勝つことはできましたがそこまで満足はできませんでした。残りの3試合はグラスコートではなく比較的いいプレーをすることができました。最終試合のプレート決勝は少し危ない場面が多く試合中に焦ったり不安になったりすることが多かったのですが、なんとか最後のゲームで自分のプレーができて2-1で勝つことができました。
今回は自分が望んでいた結果を全然出せず、とても悔しかったのですが、これをバネにして次の大会ではいい結果が出せるように頑張ります。

吉野莉央選手 <GU13 10位>
初めてのアジアジュニア個人戦でした。私は今回のアジアジュニア個人戦の結果は10位でした。1回戦目は緊張したけど勝つことができました。2回戦目ではインドの人と対戦しました。相手は前に打つのが上手くて後ろからも前に打ってくる相手でした。それに対して自分はラリーはできるけど自分から前に攻めることができませんでした。これからはもう少し自分から前に打てるようにしたいです。最後の試合では相手がボールを強く壁側に打ってきて取れなかったり、取れても真ん中にボールが入ってチャンスボールを与えてしまい負けてしまいました。今回の大会で自分の課題がたくさん見つかったので普段の練習で改善できるように頑張りたいです。U13を優勝した人は後ろでずっとラリーしていてチャンスが来るまで待っていたし、チャンスが来たらミスしないで相手を走らせる球を打っていました。もっと練習して強くなって上の順位を取れるように頑張りたいです。U13はもう1年あるので来年はメダルを取れるように頑張りたいです。

JSAオフィシャルパートナー

NCS&A
ダイナム
AGC株式会社
uchida
Asahi その感動を、わかちあう。
九州医療スポーツ
HEAD
クラノス
T・Rush
  • SQUASH PRO SHOP SPORTS STATION JIN
  • サンセットブリーズ保田
  • YAMANAKA Shirt Maker
  • BE-Win
  • ティップネス
  • グリーティングス
  • ボースト
  • T-BOX
  • リバティ スカッシュコート
  • フロンティアスカッシュスポーツ
  • work vision
  • land
  • the squash

特別協賛

BS日テレ
トレッサ横浜
PR TIMES
MIZUNO
DUNLOP