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2025.06.27
ナショナルチーム
アジアダブルス選手権 大会レポート⑤

大会最終日を迎え各カテゴリーの順位決定戦と決勝戦が行われました。
男子ダブルスは9位をかけてフィリピンペアとの対戦でしたが、大会前日に足首を痛めていた安成が疲労も相まって動きに制限があり精彩を欠きゲームを落とします。
しかし、そこから林がカバーに入るなどでラリーのリズムを取り戻し、徐々に流れを引き寄せゲームを奪い返すと最後はお互いカバーし合うなど息の合ったコンビネーションを見せ勝利しました。
男子の最終順位は9位で大会を終えました。
女子ダブルスですが、対戦相手の韓国ペアが辞退となり不戦勝でしたが最終順位は昨年を上回る7位で終えました。
ミックスダブルスの9位決定戦に挑んだ林・杉本ペアはマレーシアペア相手に連戦の疲れからか動きに重さが見えミスも増える展開になってしまいました。
アジア選手権前のプロツアー連戦やアジア選手権、ダブルスも2カテゴリー出場と流石に各選手疲労がピークを迎えていたので致し方ない結果ではあったと思いますが悔しい敗戦となりました。
続く15位を目指した安成・佐野ペアですが、こちらも疲労はある中でフィリピンペアに序盤からペースを握らせず要所もしっかりと抑えてストレートで勝ち切り最終順位は15位で終えました。
昨年から開催が始まったアジアダブルス選手権ですが、惜しくも2大会連続のメダル獲得とはならなかったですが、参加国が昨年より増加した中でこの成績はまずまずだったのではないかと思います。
一方で、やはりコート環境の整っていない日本では練習できない分、連携の部分やショットセレクションの部分など他の参加国に比べて不足している部分は大いにあると感じたので、来シーズンはアジア大会前にも合宿等ができる状況も検討していきたいと思いました。
まだまだ成長の可能性が大いにあるダブルス種目ですので今後も期待したいです。
チームマネージャー
松本淳
【試合結果】
<男子>
Shota Yasunari&Naoki Hayashi vs Reymark BEGORNIA&David William PELINO(PHI) 2-1(3-11 11-3 11-7)
<ミックス>
Naoki Hayashi&Risa Sugimoto vs Nathalie Sim&Harith Danial(MAS) 0-2(4-11 8-11)
Shota Yasunari&Erisa Sano Herring vs Yvonne Alyssa DALIDA&Reymark BEGORNIA(PHI) 2-1(11-5 11-5)
【最終結果】
<男子>
林・安成ペア:9位/15ペア
優勝:インド
準優勝:パキスタン
<女子>
杉本・佐野ペア:7位/13ペア
優勝:インド
準優勝:マレーシア
<ミックス>
林・杉本ペア:10位/22ペア
安成・佐野ペア:15位/22ペア
優勝:インド
準優勝:マレーシア


