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2025.06.26
ナショナルチーム
アジアダブルス選手権 大会レポート④

大会3日目、各カテゴリーの順位決定トーナメントが行われました。
ミックスダブルの13〜20位トーナメントの安成・佐野ペアは台湾ペアに実力差を見せるストレートでの快勝で、続く香港ペアには序盤からゲームの流れを持ってくることが出来ずリズムが作れないまま引き離されてしまい苦しい内容になってしまいました。
シード上位のペア相手だと中々ミスもしてくれないので、先にミスが出てしまうとチャンスも減ってしまうので1ラリーごとに声をかけあうなどで共通意識を持つのも大切と感じました。
林・杉本ペアは韓国ペアに怪我人が出てしまい不戦勝で明日へ駒を進めました。
男子ダブルスは9〜15位トーナメントでシンガポールペアと対戦になりました。
相手も左利きと右利きのペアだったので壮絶なフルスイングのクロス合戦となりハイペースなラリーの中、両ペアともミスが少ない方がリードする展開になります。
ダブルスはシングルスに比べ、ポジションも前のめりになりますしハードショットが多くなるのでスピードボールへの対応の速さが求められる一方、腕への疲労感も出てくるのでミスを誘うのも有効な得点源になります。
なので、その部分が先に多く起こると勝敗を分ける事になるのですが、この試合は11-9、9-11、11-8と全ゲーム最後の最後まで集中力を切らさなかった林・安成ペアに軍配が上がりました。
女子ダブルスは5~8位トーナメントで昨年も競り負けたフィリピンペアと対戦になりました。
1ゲーム目はフィリピンペアの戦術に対応が遅れ流れを与えたままゲームを落としますが、2ゲーム目は修正し競り合いながらも要所を抑えゲームを奪い返し1-1のタイへ。
最終ゲームはこちらが修正した部分を対応されリードされる展開になってしまい、終盤は相手のミスも誘え追い上げをみせましたが惜しくも敗戦となってしまいました。
ゲーム途中での戦術変更などについてはコンビネーションがある為、ダブルスに慣れてこないと簡単ではないと思うのでその辺りも今後の練習量の拡大と共に課題として感じた部分でした。
明日は大会最終日ですが、女子ダブルスは対戦相手の韓国ペアが棄権した為、最終順位7位で終了となりました。
男子とミックスは最終戦が残っているので一つでも上の順位で終われる様、精一杯プレーしてもらいたいと思います。
チームマネージャー
松本淳
【試合結果】
<男子>
Shota Yasunari&Naoki Hayashi vs Yew Sing Timothy LEONG&Boon Hwi Edward THNG(SGP) 2-1(11-9 9-11 11-8)
<女子>
Erisa Sano Herring&Risa Sugimoto vs Jemyca&ARIBADO Yvonne Alyssa DALIDA (PHI) 1-2(4-11 11-9 7-11)
<ミックス>
Naoki Hayashi&Risa Sugimoto vs Hwayeong Eum&Min woo Lee(KOR) W/O
Shota Yasunari&Erisa Sano Herring vs Nga Ching CHENG&Cheuk Nam LAI(HKG) 0-2(5-11 4-11)
【明日の試合予定】
9:30~ 男子9~10位トーナメント 林・安成ペア
12:30~ ミックス15~16位トーナメント 安成・佐野ペア
12:30~ ミックス9~10位トーナメント 林・杉本ペア
※試合時間は全て現地時間です
マレーシアスカッシュ協会の公式YouTubeでライブ配信予定
https://youtube.com/@sram2025?si=CvS1HryOAvjGXI8D



