公益社団法人 日本スカッシュ協会

ニュース

2023.09.27

ナショナルチーム

<第19回アジア競技大会・中国(杭州)Day5> 

スカッシュ競技は今日の団体戦から大会が開幕しました。
3日間で女子は4試合、男子は5試合を行わなければいけない超ハードな予選リーグの上位2チームに入らないとメダル獲得となりません。
1試合も気の抜けない状況の中、TEAM JAPANは最高のスタートダッシュを決めてくれました。
<女子団体・タイ戦>
チーム最年少の緑川から試合がスタートし、若干の緊張はあったと思うが力差のある相手に3ゲームとも終始リードを許すことなく完勝で良い流れを作ってくれました。
1-0で迎えたエース対決ですが、こちらは3ゲームで3失点という圧巻の内容でTEAM JAPANとして今大会1勝目を決めて次の杉本に繋げます。
チームとしての勝敗は決まった後の試合ですがリーグ戦の為、しっかり締めたい3人目。
4点、3点、2点とゲームが進むにつれて調子も上向く形で、明日以降の戦いに弾みをつける締め方でした。
明日はモンゴルと対戦しますが、ここも今日以上の内容で上げて行ってもらいたいです。
<男子団体・タイ戦>
タイの男子チームはジュニア選手が主体のとても若いチームな為、正直、チームとしての力の差がはっきりあった為、どの試合もワンサイドな内容でした。
終始、日本の3選手が序盤からリードし、夜の試合に向けて各選手が実戦の中でコートコンディションやショットフィーリングの確認が出来るくらいの完勝でした。
<男子団体・フィリピン戦>
本日2試合目のフィリピン戦。
明日以降のマレーシア、香港、韓国との3連戦を考えると絶対に負けてはいけないこの一戦、緊張感漂う雰囲気を日本最強レフティーが切り込み隊長として序盤から冷静にゲームメイクしていきます。
前後への攻撃のバランスも良くきっちりリードをキープして先手を取りますが、2ゲーム目に入ると、ボールに床の塗料?が付着したのかボールが急激に伸びなくなりフロントコートで崩される展開になり流れを相手に与え1-1のタイへ。
3ゲーム目も序盤ミスからリードを許す展開になりますが、中盤から徐々に展開を修正して再度流れを呼び込み、プレッシャーをかけ続けた事で相手にも疲れが見え始め勝利を勝ち取りました。
2試合目はスピードとフィットネスが持ち味のRobert選手に対し、それ以上のスピードとショットセレクション、タッチで攻め続け危なげなく勝利となりました。
これで男子チームの勝利は決まり、最後の遠藤もコートコンディションをしっかりと意識したゲームメイクで快勝し、明日以降の試合にしっかり準備できたと思います。
今日の全3試合、3-0のストレートで完勝と初日を良い形で終えれました。
男子は明日から本当に大変な試合が続きますが、初のメダル獲得に向けてチーム一丸となって精一杯戦って行きますので、日本からTEAM JAPANへの大きな声援宜しくお願い致します!
監督 松本淳
【試合結果】
女子
Japan beat Thailand 3-0
(3) Akari Midorikawa beat Arichaya Chujit 11-3,11-5,11-8
(1) Satomi Watanabe beat Anantana Prasertratanakul 11-1,11-0,11-2
(2) Risa Sugimoto beat Supakorn Ngamprasert 11-4,11-3,11-2
男子
Japan beat Thailand 3-0
(3) Naoki Hayashi beat Ravipun Limphaiboon 11-2,11-5,11-3
(1) Ryunosuke Tsukue beat Nopchanok Buranakul 11-3,11-4,11-5
(2) Tomotaka Endo beat Arkaradet Arkarahirunya 11-3,11-1,11-8
Japan beat Philippnes 3-0
(3) Naoki Hayashi beat Bergonia Reymark 11-5,5-11,11-6,11-7
(1) Ryunosuke Tsukue beat Garcia Robert 11-4,11-7,11-5
(2) Tomotaka Endo beat Pelino David William 11-7,11-2,11-9
【明日の試合】
<女子>
10:00~ VSモンゴル C2
<男子>
12:30~ VSマレーシア C1

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