公益社団法人 日本スカッシュ協会

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2022.06.02

JSA-NOW

ナショナルトレーニング~2022月5月29日(日)~報告 

場所:ヨコハマスカッシュスタジアム SQ-CUBE
参加者:池田悠真・伊藤幹太・土岐幸誠・Makino Ren・坂田日葵・西尾舞洋・橘和花
担当者:佐野公彦   
テーマ:①ステップを使ったウォームアップ
    ②ボールの軌道をより具体的に考えて打つ
    ③ラリーの中でポジションを確保していく
内容:以下の内容で実施
    ①ウォームアップ
      ●鬼ごっこ
      ●左右前後のステップ使った動作

    ②ドライブでポジションをとる 
      ●ストレートラリー
       ⇒相手の打点がバックコーナー付近になるように長さ・コースを考える 
      ●男子➀⇒1人はストレート系、もう1人はバックコートでラリー
       ⇒自分の持ち球を使ってラリーを組み立てていく
       ⇒相手に攻めさせないショットを使う
      ●女子➀⇒ストレートラリー+ボーストでラリー

       ⇒ストレート+ボースト(条件付き)でポジションを確保していく
      ●コンディションゲーム(男女共に)
       ⇒条件を少しずつ変えていき、そのショットを使って相手にプレッシャーを与えてポジションを確保するようにラリーを作っていく
      ●常にアタックするのではなく、どうしたら攻められずに自分のチャンスを広げていけるかを考えてラリーをする
    ③トレーニングセッション
      ●男子⇒1人3/4フリーでもう1人は1点返し

       ⇒フリーの選手はミスなく相手にプレッシャーを与え続ける
       ⇒1点返しの選手はプレッシャーに対してポジションを確保できるようにラリーをしていきルーズボールに対してはアタックを入れる
      ●女子⇒ミラーリングでのムーブメントトレーニング+ジャンプTR 
       ⇒向き合ってのミラーリングでの4点のムーブメント

       ⇒段差を使ってのジャンプとバランストレーニング
 
所感:全体として、以前より練習に対する集中力は高まっていると感じました。アジアジュニア個人戦が控えている中、意識を国内レベルではなく国際レベルにしていくための練習としました。
ボールを打つ際に、コース・高さ・速さ・落としどころなどをより具体的に考え狙っていくように意識してもらいました。なんとなくのイメージではなく、そのボールを打つことで、どのような展開にしたいのか、又はなっていくのかを考えてラリーの組み立てをしてもらいました。
男子は、アタックする意識が高くポジションを確保できていない、又はコースが甘くなるという傾向が多いので、まずは相手にアタックされないボールを使い自分がポジションをとれる展開を作る意識を高めてもらいましたが、まだ速さや強さを優先させるラリーが多く雑な展開になってしまうのが目立ちました。
後半は、少しずつ意識が変わってきましたが、もう少しその部分を高めていかないと国際試合では自分の試合ができないと感じました。女子に関しては、1つのショットがルーズで目的意識も低いというのが問題点でした。もっと、細かい部分をイメージしてボールを打つということを普段から行うことが重要で、そのための動き方や準備も考えていく必要があると感じました。ここから2段階くらい上げていかないと、海外での試合は厳しいものになると感じました。今年から、海外での試合が再開されてきますので、今以上にそこを視野に入れた練習が求められてくると思います。
 

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