公益社団法人 日本スカッシュ協会

トップ選手紹介ナショナルチーム

2021.12.02

第20回アジア選手権団体戦大会レポート5 

大会3日目

 

今日は、プールマッチ最終戦が行われました。

そして、日本チーム… いや、日本スカッシュにとって素晴らしい日となりました。

アジア選手権団体戦の恒例となっています韓国戦で、日本チームが見事に勝利を収めて準決勝進出を決めました。

そして、男子が日本スカッシュ史初となるパキスタン戦勝利を収めて、日本チーム過去最高順位に並ぶベスト4以上を確定させました。

まさに、チームが一丸となっての勝利であり、選手たちを誇りに思います。

結果は、以下となっております。

 


プールマッチ第5戦
日本 beat パキスタン 2-1
小林僚生 won 3-1
遠藤共峻 lost 0-3
機龍之介 won 3-0
Enter results (rankedin.com)
女子チーム
プールマッチ第3戦
日本beat 韓国 2-1
渡邉聡美 won 3-0
杉本梨沙 won 3-0
緑川あかり lost 2-3
Enter results (rankedin.com)

 

男子チームは、センセーショナルな試合をしてくれました。

今日の試合順は1‐2‐3と、日本にとっては良い順番でした。

1番手の小林選手の後ろに遠藤選手と机選手を有していることで、パキスタンの1番手選手には絶対に勝たなくてはならないというプレッシャーを与えることができました。

その小林選手は、気持ちの入ったプレーで一進一退の試合を制してくれました。

続く遠藤選手は、敗れてしまうもチームとして戦う姿勢をさらに高めていくプレーでした。 

さすがの団体戦の仕事人であり、彼の存在はチームの選択肢を大きく広げてくれました。

勝負の行方は机選手に委ねられました。

ここで、今回温存していた力を一気に爆発させてくれて、ストレートで勝負を決めてくれました。

また、試合には出なかった林選手もここまでのチーム戦略のためにハードワークしてくれました。

まさしく、チーム力の勝利と言える戦い方でした。

女子チームも同じくチーム力での勝利となりました。

好敵手の韓国チームに、スタートの渡邉選手がプレッシャーをかけ、それをチーム全体で勝ちに結び付けた結果となりました。

渡邉選手は、少し力が入ってはいましたが、持ち前のドライブとスピードに相手選手は最後までペースを掴むことができずに圧勝となりました。

続く杉本選手は、今ひとつ調子に乗れていない状況でしたが、この試合はそれが嘘だったかのような素晴らしいパフォーマンスでした。

相手選手が何をやって良いのか分からなくなるほどのプレーで、最後のゲームこそ先にゲームボールを取られましたが、見事に逆転してストレートで勝利を収めました。

緑川選手は、チームの勝利が決まった状態での試合でリラックスして戦うことができました。

良く打ち、そして良く拾い、相手にプレッシャーをかけ続けタイブレークを2つ取りリードしましたが、そのあとアクシデントがあり怪我をしてしまい、最後まではプレーしましたが、残念な展開となってしまいました。

それでも、今後の成長に大きな期待をできるパフォーマンスでした。 

ここでも、試合に出なかった高橋選手がチームを裏でしっかり支えていました

 

全選手、素晴らしいチームワークとパフォーマンスでした。

男女準決勝進出は快挙ではありますが、ミラクルではありません。

選手達の実力で勝ち取った結果です。

そして、明日の準決勝は男女ともに開催国マレーシアとの対戦となります。

選手達は、ひと休みしたのち、グラスコートに練習に行っています。 

また暴れてくれることを期待しています。

引き続き、応援よろしくお願いします!

 


明日の試合
女子チーム
10:00~ マレーシア戦
男子チーム
12:45~ マレーシア戦


 
今大会はマレーシア協会(Squash Racquets Association of Malaysia)のFacebookより、全試合ストリーミング配信を行っております。
また、JSA広報委員会からも現地の選手の声を拾ったショートインタビューをYoutubeにて 配信をしております。
チームマネージャー 佐野公彦

 

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