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2020.03.03

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スカッシュプロツアー・ハンプシャーオープン2020(イギリス・サウスハンプトン)で小林僚生選手が優勝(PR TIMES掲載記事より) 

イギリス、サウスハンプトンにある、トロージャンスカッシュクラブで開催されたPSAスカッシュプロツアー・ハンプシャーオープンに、2019年全日本チャンピオン小林僚生(25・First Wave所属)はトレーニング先のフランスから参戦した。第2シードのハンガリーのファルカス・バルツ選手は、昨年9月の中国・海寧市でも準決勝で対戦し、小林は3-1で勝利している。2選手のプレースタイルは相手にスキを与えないハイスピードなショットで展開をつくるタイプ。一瞬のタイミングのずれが命取りになる。リベンジに燃えるバルツ選手は長身で、2人の身長差は25センチ。たった1、2歩でコートの隅から隅をカバーしてしまうやりにくい相手だ。 序盤から激しい攻防になり、ここまで長い試合が続いた小林が7-11で1ゲーム目を落とした時は一瞬に緊張感が高まった。

しかし2ゲーム目は逆に11-3と自身のペースでどんどん進められて、ゲームカウント1-1と振り出しに戻した。続く3ゲーム目は小林選手が9-6とリードを握ったにもかからず、バルツ選手がそこからじりじりとした詰めに小林選手のリズムが若干乱れ、結局10-12とひっくりされてしまい2-1。後がなくなった。4ゲーム目、双方一歩もひかない攻防がつづくなか、一気に勝利にもっていきたいバルツ選手に若干のリードを許してしまいマッチボールを握られてれてしまった。あわやリベンジされてしまうのかと思われたが、窮地の場面で力が倍増する小林選手が現れ、2度のマッチボールを見事セーブ。結局13-11と逆転し2-2とファイナルゲームへ勝敗をもちこした。優勝を後1歩で逃したバルツ選手は最終ゲームでは力尽きたか、小林選手が11-2で79分の勝負をものにした。
「バルツ選手は優しくてフェアな選手。今回は友達としての対戦で、楽しみながら戦えました。」
トロージャンスカッシュクラブの観客はお互いの健闘をたたえ合う若い2人の素晴らしいフェアプレイに大満足。惜しみない拍手が会場内にあふれた。英国在住の元プロプレーヤーの姉夫婦の見守る中での優勝に満足げな小林選手でした。
 
◆大会URL https://facebook.com/events/s/psa-hampshire-squash-open-2020/2480876258851251/?ti=icl
◆開催クラブURL http://www.trojansquash.co.uk/

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