公益社団法人 日本スカッシュ協会

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2019.07.31

ナショナルチーム

WSF世界ジュニア2019レポート-3 

個人戦2日目
 
昨日の1回戦では、高橋くるみ選手のみが勝利しました。他の3選手は残念ながらプレートに回っており、明日からの再スタートとなります。
 
高橋くるみ lost to Serena Daniel(アメリカ) 0-3(5/11 1/11 2/11)
相手は、背が高くリーチはありましたが、特別警戒するショットはなく、スピードもそれほど速い選手ではなかったので、十分戦えるレベルだったと思います。
しかし、高橋選手自身のプレーにコンセプトが感じられなく、その結果として大きな経験のチャンスを失うことになりました。
最初のゲームは、落ちいてやるべきプレーが出来ていました。それは、こちらにきてからコンクリートコートにマッチせずにボールが短くなっていたので、長さよりもコースを意識して相手の手の届きにくい壁際にボールを運ぶことでした。それにより、ボレーカットされる場面が少なくうまくラリーを作れていました。
相手の好きなバックハンドのミドルコートに時折ルーズボールを出してしまいウイニングショットを決められましたが、良く拾っていたこととで相手にミスをさせることもできていました。このゲームを見る限りは、限りなく勝負ができる可能性を感じました。
しかし、2ゲームに入ると相手が少しペースを上げてきたこともあり、ショットが雑になってしまいました。壁際から離れミドルコートにルーズボールを出すことが多くなり、ポジションを取ることが出来ずに動かされてしまいます。
3ゲーム目に入っても基本的なかたちは変えられずに、勝つことは難しいものの、タイトな勝負ができそうな試合での経験を逃してしまう結果となりました。その代わり、気持ちだけで試合に挑むのではなく、しっかりと自分がやるべきプレーを理解していかなければならないということを学べたと思います。これを明後日からの試合に生かしてもらえたら、それは大きな収穫であったと思います。
 
佐野
 
高橋くるみ選手コメント
今日の試合では、勝つためのプレーをすることが出来ませんでした。
自分よりも技術がある相手に、どうすれば点数を取る事ができるのか、自分のプレーをさせてもらえるのか、これからもっと考えてプレーしたいです。
気持ちと勢いだけでは通用しないのがすごくよくわかりました。
次の試合はそれをふまえて頑張ります。
 
明日の試合
佐野Herring愛利沙 16:15 ct4
渡邉安佑未 16:15 ct10
高橋楽歩 16:15 ct5
※高橋くるみ選手の試合はありません。
 
大会情報はコチラから
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※全コート全試合ストリーミング配信する予定です

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