公益社団法人 日本スカッシュ協会

ニュース

2019.06.27

ナショナルチーム

2019アジアジュニア個人戦レポート-2 

大会1日目

BU13 1回戦
池田悠真 lost to Nevindu Lakman(スリランカ) 1-3(9/11 5/11 15/13 4/11)
GU19 1回戦
渡邉安佑未 lost to Fung On Ying Adele(香港) 0-3(3/11 9/11 3/11)
BU17 2回戦
佐野 Herring Jason lost to Lee Minwoo(韓国) 0-3(7/11 4/11 5/11)
GU15 1回戦
緑川あかり lost to Cheng Pik Ching(香港) 0-3(9/11 9/11 2/11)
 
池田選手は、スタートで6-0とリードするも、相手が少しずつペースを掴み出し、池田選手のミスを増えたことで9連続失点となってしまいました。ここで、完全にペースを掴まれると2ゲーム目は簡単に失ってしまいました。3ゲーム目の後半までは、完全に相手のペースで展開してましたが、池田選手がバックコートにボールを上手く回し出してから展開が変わり4回のマッチボールを凌ぎ、このゲームをとることに成功しました。4ゲーム目も同じ展開で、相手のカウンターを警戒したラリーをしていこうと試みましたが、前半手こずったフロントへのショットに対応しきれずに逃げ切られてしまいました。
 
渡邉選手は、相手のプレースタイルに翻弄されて最後まで自分のプレーを出せずに敗れてしまいました。相手は、細かい展開力ではなく、強いドライブをベースに強引に攻めてくるプレーに、自分が何をすべきか迷いが生じてしまい、全体的に不完全燃焼と言える内容となってしまいました。レベル的には、ゲームを取れるチャンスはあったと思いますが、そのためには相手のプレースタイルを気にせずに、自分のやるべきプレーにフォーカスする必要がありましたし、それをできていた2ゲーム目はあと少しでゲームを取れるところまで流れは作れました。しかし、ここでもリードした場面で、相手が守りに入ったことで迷いが生じてしまい、そこまでのリズムを自分で崩してしまうかたちで逆転されてしまいました。終始、自分のプレーが明確にできなかった試合だったと言えます。
 
佐野Jason選手は、緩急をつけたドライブとフロントコートへ正確なアタックをしてくるプレーにプレッシャーを受けながらの試合となりました。ドライブの長さや精度での差がポジション的に不利なかたちとなり、相手にラリーをコントロールされてしまいました。ところどころで攻撃の場面もありましたが、半分ほどはミスとなってしまいポイントを重ねることはできませんでした。良く拾って凌いではいましたが、自分から展開を作れる場面は少なく厳しい試合となりました。
 
緑川選手と対戦相手との間に顕著なレベル差はありませんでしたが、基本的なドライブが短くなってしまい、相手に背負われた状態で前に展開されてしまい失点を重ねてしまいました。
試合中にショットを修正することに加え、気持ち的な面でもコントロールする力が必要かなと思います。(海道コーチコメント)
 
選手コメント
池田選手
今日の試合は、自分の満足のいく試合が出来ませんでした。なぜかと言うと自分のティンが多かったりショットが短くなったりして相手にチャンスを与えてしまったからです。次はそう言う事があっても試合の中で修正していきたいです。
 
渡邉選手
今日の試合は、相手に呑まれてしまい、自分を見失ってしまいました。次回は、自分を持って挑みたいです。次は、勝ちたいです。
 
今日試合のあった4選手は、アジアジュニアの洗礼を受けたかたちとなりました。
力の差は大きくなかった試合もあり、ほんの少しの経験と勝負に対する気持ちのコントロールができていれば…という試合だったと思いますが、それが差ということになります。
スキルや動きが互角、またはそれに近いレベルであっても、それを試合で発揮できるのか、正しく使うことができるのかが、レベルが近いほど勝敗を決める要素になります。
それらの大切さを今回の遠征で学んでもらい、次へのステップにしてもらえるよう夜のミーティングで話しました。
そのためには、明日からスタートする選手も含めた全員が、残りの試合に対して今日以上に勝つためのプレーを追求してもらいたいと思います。
佐野コーチ
 
大会速報URL
http://www.tournamentsoftware.com/sport/tournament.aspx?id=6D815CE2-6CC7-480E-BDFF-10F81BD13168

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