2018.09.12

ナショナルチーム

アジア競技大会　 大会後インタビュー　日本代表　机龍之介 選手 

先日の第18回アジア競技大会で大いに活躍された、日本代表 机龍之介 選手の大会後のインタビューをお届けします！

－まずは、史上最高位５位という成績を残しました。今の率直なお気持ちをお聞かせください。
 
史上最高5位という成績でしたが、今回のチームはメダルを取れるチームだと思っていたので、率直な気持ちは悔しい気持ちの方が大きいです。ただ、今回の結果が紛れもなく今の日本の実力なので結果を真摯に受け止めています。
 
－個人戦、団体戦を振り返って、印象に残っているのはどの選手との対戦でしたか？
　 その理由もお聞かせください。
 
個人戦は、ベスト8がけで対戦したカタールのタミミ選手です。タミミ選手とは対戦成績が1勝1敗で勝つチャンスがあり、今回の試合でも自分のショットで点を取ることができていたのでもしかしたらと思いましたが、タミミ選手のここ一番での集中力や勝負強さに敵わず、勝ちに対する執着心がタミミ選手に比べ弱かったと思います。
団体戦は、初日のパキスタン戦と香港戦です。パキスタン戦は勝てばメダルに一歩近づく試合でチームに1勝を挙げられたという意味では印象深かったです。香港戦は個人戦で金メダルを取ったレオ選手に勝てそうな試合で、もしそこで勝利を挙げられていたらチームの流れも大きく変わり勝敗も変わっていたかなと思いました。
 
－チームジャパンについて一言お聞かせください。
 
今回のチームは男女年齢関係なく一丸となって戦えた良いチームだったと思います。トレーナーの神子さんも大会の最後までベストな状態で戦い抜くにはチームに必要不可欠な存在でした。男子はメダルに一歩届かず悔しい結果に終わってしまいましたが、日本チームはまだ育ち盛りのチームだと思うので次の大会ではメダルを取れると思っています。
 
－試合以外で、閉会式、ビレッジでの生活や移動、観戦、ジャカルタの事などで心に残ったこと、楽しかったことなど、教えてください。困ったことなどでもいいです。
 
試合以外では他の競技を生で観たり、様々な競技の選手とコミュニーケーションを取ることができ、各競技の面白さやその競技の現状などを知る機会を得ることができました。
また、現地のボランティアの方々がみんな優しく、日本チームを応援してくれたりプレゼントくれたりとなかなか普段のスカッシュだけの遠征では味わうことができない、違った雰囲気を楽しむことができました。困ったこともあったのですが、それ以上に刺激を受ける大会で、もっともっともっと強くなりたいと思えた大会でした。
 
－これからの机選手の目標について教えて下さい。
 
アジア競技大会の規模や影響力は、正直僕がこの大会に参加する前に思ってたよりも全然大きいもので、メダルを取る取らないは今後の日本スカッシュ界の発展にも影響してくると思いました。次のアジア競技大会では個人、団体でメダルを取り、スカッシュをメジャーにしていきたいと思いました。そのために、PSAやアジア選手権、世界選手権などで結果を残して4年後のアジア競技大会に繋げられるようにしたいです。
 
－お疲れだと思いますが、日本に帰ったら、したいこと食べたいものとかありますか？
 
したいことも食べたいものもいっぱいありますが、一番をあげるのであれば、したいことは岩盤浴に行くこと(既に行きました)、食べたいもの美味しいラーメン(既に食べました)です。
 
－応援してくださった人々に一言お願いします。
 
たくさんの応援ありがとうございました！
みなさんの日々の応援やサポートのおかげもあり、今回とても貴重な体験をすることができました。同じことの繰り返しになってしまいますが、4年後のアジア競技大会では個人と団体でメダルを持って帰ってこれるよう更に精進して参りますので、今後とも更なる応援、サポートの程よろしくお願い致します！