公益社団法人 日本スカッシュ協会

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2021.12.04

ナショナルチーム

第20回アジア選手権団体戦大会レポート6 

大会4日目
本日は、男女チームともにマレーシアとの準決勝に挑みました。
準決勝
男子チーム
日本 lost to マレーシア 0-2
遠藤共峻 lost 0-3
小林僚生 lost 0-3
※準決勝は2-0となった時点で終了となります
準決勝
日本 lost to マレーシア 1-2
杉本 lost 0-3
渡邉 won 3-0
高橋 lost 0-3
最終結果
男子チーム 3位
女子チーム 3位
※3位決定戦はありません
男子は、ストレートの0-2で敗れました。
遠藤選手は、点数こそ取れるものの、なかなか自分の展開でラリーができずにいました。
途中からペースを変えて、どうにか流れを変えようと試みるも、速さと安定感のある相手のプレーを崩し切ることが最後までできませんでしたが、この状況で展開を変えて戦えるところが遠藤選手の強さだと感じさせてくれる試合でした。
エース対決の小林選手は、昨日までの疲れを少し感じる動きとグラスコートに感覚がフィットしていなかったため、ショットがルーズになっていました。
更にそこに相手の正確なショットでのプレッシャーを受けたことでここまでチームを引っ張ってきた小林選手らしいプレーを出すことなく世界18位の壁に屈してしまいました。
女子は、惜しくも1-2で準決勝敗退となりました。
杉本選手は、相手のスピードとショットの切れに押され気味となり、プレーに迷いが出てしまいました。
3ゲーム目に少しペースを掴みかけましたが、最後まで押し切られての敗戦となりました。
渡邉選手は、スピード、ショットともに相手を圧倒しての完勝で、3番手の高橋選手に繋ぎました。
高橋選手は、緊張と相手のプレッシャーに押されてしまい、最後まで自分らしいプレーは出せずに悔しい敗戦となりました。
男女ともに、マレーシアという高い壁に阻まれましたが、アジア選手達団体戦3位という結果は胸を張れる結果であり、選手達にとっても貴重な経験と自信に繋がったと感じています。
また、来年開催のアジア競技大会に向けて良いスタートとなりました。
国内の競争もこれから激化していきますので、このメンバーで挑むとは限りませんが、アジアでこのレベルの戦いができるということは確認できたと思います。
約2年ぶりの国際大会を、コロナ禍のバブル方式の中で戦った経験は、今後の日本チームにとっても大きな経験となったと感じております
4日間、日本から応援してくださった皆様には感謝を伝えさせていただきます。
また、次の代表戦で熱い戦いができるように選手と共にチームとしても準備をしていきたいと思っております。
チームマネージャー 佐野公彦

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