公益社団法人 日本スカッシュ協会

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2022.06.18

第29回アジアジュニア個人戦レポート-6 

大会4日目となりました。
本日は試合をした4選手全員が勝利をおさめそれぞれ決勝戦に進出しました。
GU13の緑川ひまり選手は、1・2ゲーム目を競りながらも先取しましたが、そこから突然プレーが消極的になりミスも増え出しました。4ゲーム目は少しずつ自分のプレーを取り戻しましたが、あと一歩のところでゲームを取られてしまいました。勝負となったファイナルゲームも一進一退で進んでいきましたが、後半相手選手よりも気持ちの面で勝ち最後までボールを追い続け打ち続けて勝利を手にしました。
BU13の蟻田選手も大接戦の試合となりました。1・2・3ゲーム目はお互いが良いプレーをしており、蟻田選手はドライブが安定しており、相手選手は絶妙なドロップを入れて揺さぶりをかけてくる展開となりました。しかし、4ゲーム目に入ると相手選手の足が突然止まり流れは一気に蟻田選手に向いてきました。ファイナルゲームは、スコア的には競りはしましたが、最後まで落ち着いてプレーをしたことで勝利を手にすることができました。

 

GU15の橘選手は、ドライブがしっかり打てたことで、ラリーの主導権をキープしたまま危なげなくストレートで勝利することができました。

 

GU17の緑川あかり選手は、見事ストレートで準決勝を制し決勝進出を決めてくれました。

試合の入りからショット・動きともに安定して完全にラリーをコントロールすることができ、最初のゲームを取りました。その後、相手選手も尻上がりに調子を戻してきましたが、緑川選手が粘り強くピックアップしていくことでミスを誘い点数は取られるものの終始リードをするかたちでゲームが進みました。3ゲーム目こそ点数は競りましたが、プレーの安定感で相手を圧倒した緑川選手が見事に勝利を手にしました。

 

明日は、3選手が同時刻にプレート決勝を戦います。

それぞれの持てる力をフルに出して戦ってもらえたらと思います。

また、緑川あかり選手は今大会非常に安定したプレーを見せてくれていますので、決勝戦でも自信を持って自分らしいプレーで勝負にいってもらえたら良い結果がついてくると思います。

 

日本からも応援をよろしくお願いします!
<今日の結果>
GU17 本戦準決勝
緑川あかり beat Tiana Parasrampuria(インド) 3-0 11/2 11/5 11/9
BU13 プレート準決勝
蟻田英心 beat Kaveen Kohombange(スリランカ) 3-2 11/9 7/11 8/11 11/3 11/8
GU15 プレート準決勝
橘和花beat Kavithma Silva(スリランカ) 3-0 11/2 11/5 11/4
GU13 プレート準決勝
緑川ひまり beat Kayla Choi(シンガポール) 3-2 11/9 11/7 2/11 9/11 12/10
<明日の試合>
10:00〜 ct.1
GU13 プレート決勝
緑川ひまり Emelda Camalia(マレーシア)

10:00〜 ct.5
BU15プレート決勝
蟻田英心 Abdulrahman Younis Alkandari(クウェート)

10:00〜 ct.7
GU15プレート決勝
橘和花 Adhithi Gunasekera(スリランカ)

14:00〜 ct.3
GU17 本戦決勝
緑川あかり Goh Zhi Xuan(マレーシア)

 

写真

・GU13プレート決勝進出の緑川ひまり選手

・BU13プレート決勝進出の蟻田英心選手

・GU15プレート決勝進出の橘和花選手

・GU17本戦決勝進出の緑川あかり選手

・緑川あかり選手の勝利の瞬間

・今大会の協会派遣選手(左から池田悠真・高橋くるみ・緑川あかり・MakinoRen)

 

ドローはこちらから見ることができます。


 

 

 

GU13プレート決勝進出の緑川ひまり選手

BU13プレート決勝進出の蟻田英心選手

GU15プレート決勝進出の橘和花選手

GU17本戦決勝進出の緑川あかり選手

緑川あかり選手の勝利の瞬間

今大会の協会派遣選手(左から池田悠真・高橋くるみ・緑川あかり・MakinoRen)

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